金曜日, 7月 09, 2010

砕石もあるのよ

こんにちは!
だんだんと夏の季節になってきました。麦藁帽子が欲しい今日この頃。
新築部の城戸です。

コンセプトタウンの記事が続きましたが、アールデザインでは他にも新築の計画が立て込んでいます。今回は別の現場での地盤改良をご紹介します。

コンセプトタウンでは木杭でしたが、ここでは「バイブロフロテーション工法」という砕石で地面を締め固めています。バイブロフロテーション・・・早口言葉に出てきそうですね。

さっそくその様子をレポートです。



まずは機械で穴を掘り・・・


そこへ砕石を載せたトラックが登場。
なんと全部で10台くらいの砕石を使います。




掘った穴に砕石を入れていき、ドリルのようなものでかき混ぜ地面を締め固めます。



そして、できあがったのがこれ!



それではここで、砕石のすごさを説明いたしましょう。

1.セメントを使わないので、エコである
セメントを土と混ぜると、稀に有害物質である六価クロムが発生する可能性がありますが
砕石は土壌汚染の心配がありません。

2.液状化に強い!
硬くて大きい砕石で地面を締め固めるので地震による液状化が起こりません。
埋立地である浦安周辺にはもってこいの工法ですね。

3.資産価値もアップ
杭を使うような地盤改良は、建替えで建物の配置が変わったりすると
既存の杭を使うことができなくなってしまいます。
それどころか杭が産廃扱いになってしまうのです。

しかし、地面全体を強くするこの工法なら将来の建替え時もそのまま地盤を利用することができます。
売買の時にも資産となりますね。


お値段は木杭よりちょっと高いのですが、埋立地である浦安のことを考えると将来に渡って安心ですね。

ここには3階建ての住宅が、2棟並んで建つ予定です。
お楽しみに!

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